ネットワーク作り。そこからチャンスを生み出す。

今日はサンフランシスコ・ベイエリア時代からずっとお世話になっているmentor, Kimberlyとお夕食@汐留。Kimberlyはここ数年、日本の企業に向けてグローバル・リーダーシップ・トレーニングを行なっています。彼女のプロジェクト・マネージメントについての本が日本語にもなって出ています。

Kimberlyは、もうひとりの女性コンサルタントJeanneと共に、院生だった私に大きなチャンスを与えてくれた人。見ず知らずの私をトレーナーとして雇ってくれたんです。場所や物品スポンサーもしてくれました。というわけで、そのストーリーを振り返りながら、ネットワーキング術と、ネットワークを作ったはいいけど、そこからどうやってアクションを踏むの?というtipsを少しまとめてみようかな。

Kimberlyとの出会いのきっかけはサンフランシスコ市内で行なわれたフランス商工会議所(だったけな)が主催しているinternational job fair。アメリカでのinternational job fairは、海外で働きたいアメリカ人や外国人留学生と、自国方面に戻りたいヨーロッパ留学生のためのもの。当時はアメリカにステイ or ヨーロッパかアジアにホッピング、という就職オプションだったので参加しました。

そこで行なわれていた複数のワークショップの中で興味を惹いたのがJeanneのもの。彼女はフランスで某グローバル企業のためにバーチャル(オンライン)グローバルチームのチームビルディングを担当、そのケーススタディーを紹介していました。私は大学生の時からオンラインコミュニティを育てたり、日米に分散した顔も合わせたことがない人たちをメーリングリストだけでプロジェクトマネージメントするということをやってきていたので「ビンゴ!」なテーマ。ワークショップ終了後、早速彼女に駆け寄り軽く自己紹介すると、「私もあなたに相談したいことがあるから座って話そう」と初対面にもかかわらずそう言ってきました。

話を聞いてみると、日本の研修/教育コンサルティング会社に依頼されて、グローバルリーダーシップ育成プログラムを手伝うことになり来週東京に下見に行く、ということでした。ただ、日本で仕事をしたことがないので日本のビジネス文化について知りたいから、彼女が所属するコンサルタントチームが実際に仕事を始める前に、ワークショップをやって欲しいというのです。そのチームを率いていたのがKimberlyでした。でもその後、詳細を決めるミーティングをしたのはJeanneとのみ。Kimberlyとは結局、ワークショップ当日まで会いませんでした。よくもまあ、得体の知れない会ったこともない学生を雇ったよね。これがベイエリア、シリコンバレーのベンチャー文化なんだなぁと今更ながら感心。

そんなわけで、それから2ヶ月後、KimberlyとJeanneのおかげで、アメリカを中心に世界各国で活躍する独立系コンサルタントや起業家たちにワークショップを開催しました。ワークショップ会場になったのはJeanneが住んでいた高級マンションにあるカンファレンスルーム。全面ガラスばりの大きな壁の向こうにはプールがあり、ワークショップ後は参加者と共にプールでチルアウト。こうあるべきでしょ、ビジネスワークショップ!

ネットワーキングをしてから実際のアクションに移るまでのスピードは、アメリカ人との方が日本人とよりも何百倍も速いのは確か。それは去年東京に拠点を移してから痛感しています。でも、日本でもちゃきちゃき話を進めていく人はいるので、「日本では無理」と諦めてはいけません。

というわけでポイントは

  • 自分にとってのright peopleが集まるネットワーキングの場に行く。自分と話がトントン拍子で進むタイプの相手、つまり相性のいい相手、というのがいます。そういうケミストリーが起こりそうな人が行く場所を見つけましょう。それは会場の雰囲気や自分の居心地の良さ、他の参加者の言っていることがスッと入ってくるかどうか、といった感覚的なところでわかります。「こりゃ違うな」と思ったら早々に退出。失敗イベント体験から、どんなイベントがより実りがあるか(適当にw)分析します。
  • 自分の強い関心(プロダクトやサービス、ビジネスアイディア)とネットワーキングイベントのテーマに明確な関連性があるものに行く。なんとなく興味深い、面白そうなイベントだと「いいネットワーク」は作れますが「実践的なネットワーク」に短期間で素早くなる確率は低そうです。
  • 最初の5分の会話の中で、自分がその場にいる理由(どんなネットワークが欲しくて、それを利用して何を達成したいのか。ビジネスゴールやキャリアビジョンはなにか)を言う。ネットワーキングイベントでは1人の人間と30分話し込むとは限りません。おもしろそうな人がいればいるほど、1人につき5分とか、ひどければ1分って場合もありえます。そんな数分間で鮮明な印象を残し、「あとでメールしよう」と相手に思わせるには、一言目から本題に切り込んでいくことが必須。でも、エレベーターピッチを紙に書いて練習する必要はありません。毎日、誰かに自分のやってること、やりたいことをぺらぺらしゃべっていると、ネットワーキングの場でもすらっと自分の考え、計画、ビジョンが口をついてくるようになります。
  • 初対面から10〜15分でお互いの方向性が大枠で同じだなと思ったら、1週間以内にきちんとしたミーティングを設定する。スケジューリングがうまくいかず、2週間以上空いてしまうようだったら、それは相手が自分とのミーティング=ディール・メーキングに対して低い優先順位をつけている(よっぽど企業のCレベルの人でもない限り)と考えるのが妥当。

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